ユーロと外国為替について

ユーロは外国為替の中でも取引量が多い通貨のひとつです。ヨーロッパの経済通貨同盟で使われている統一通貨がユーロという通貨です。主に使っているのはドイツ、フランス、スペイン、イタリアで、その中でもドイツが中心的な地位を占めています。1999年に利用が始まってからユーロはしばらくの間、通貨の中でも米ドルに次いで中心となるものだと思われてきました。第二の基軸通貨とも呼ばれ、各国の中央銀行の外貨準備として扱われていたり、国際的な資金決済を行う場合に盛んに使われていたこともありました。通貨同盟にさまざまな問題点が出てきて、為替の存続ができるかどうかも怪しくなってきているのが最近の傾向です。ユーロが使われている地域をユーロ圏といい、複数の国で成り立っている通貨という特徴があります。特殊な為替通貨でもあり、一つの通貨を使いながらも、それぞれの国の経済的な状況を抱えているのです。為替レートの変動によって国家経済の調整をすることが難しい通貨なのです。少し前からユーロ圏のそれぞれの国の経済格差や、政治的な圧力は問題視されてきたものです。現在はそれが表面化した形であり、ユーロ経済は難しい局面に立たされていると考えることができるでしょう。最近はユーロを保有して為替取引をすることは、慎重に検討することが不可欠だといえます。

外国為替証拠金取引で人気のユーロ

ユーロは、外国為替証拠金取引では初心者向けの通貨と呼ばれていました。ドル円が日本で行うFXの取引ペアではよく耳にするものですが、案外注目されているのがユーロ円や、ドルユーロだといいます。ドルユーロは世界で最も為替取引量が多い通貨ペアであり、必然的に値動きはゆるやかになります。上昇トレンド、下降トレンドがはっきりしているのが、ユーロです。外国為替証拠金取引で利益を出すには扱いやすい、素直で単純な為替通貨だと見なされていました。これからどのような動きがあるかが、他の外貨と比べるとユーロは歴史が浅いので読みにくいかもしれません。一時期は将来性が期待された通貨でしたが、近年のヨーロッパの経済危機により、ユーロそのものの存在も危ぶまれています。中長期的にユーロを持ちつづけることは、ユーロの金利が低下し、外貨保有によるスワップ金利も入りづらくなった最近では、なかなか困難だといえるでしょう。ユーロが高金利通貨であることでユーロを保有する投資家も多かった頃もあります。初心者向け通貨とは前ほどは言えなくなっているのではないでしょうか。ユーロ圏の経済動向に注目しつつ、他国の通貨のリスクが高い時に取引のチャンスが生じることもあるようです。よく名前は知られているユーロですが、外国為替証拠金取引ではまあまあの注目度の通貨だといえるでしょう。

外国為替証拠金取引でユーロを換金する方法

外国為替証拠金取引を円とユーロの換金に利用するという方法があります。外貨を両替する場合には、銀行を活用するのが今までのやり方でした。銀行での両替は、1ユーロあたり2円〜4円の手数料がかかります。両替が実際の為替レートに手数料をプラスしてされることになります。1ユーロ110円の時に銀行で換金をすると、例えば1ユーロ113円として換金が行われることになります。金券ショップや郵便局でも、必要な手数料に大きな差はないといいます。外国為替証拠金取引のほうがおすすめです。外国為替証拠金取引は外貨取引を専門に行っていることもあり、銀行や郵便局に比べると大幅に手数料が低く設定されています。ユーロへの両替をする場合には、FX会社の口座を開設し入金したお金を引き出すという方法をとります。1ユーロ当たりの手数料が0.02円だったり、0.03円だったりという非常に安い価格で両替をすることが可能です。小口での両替ができるFX会社や、成田空港で外貨を受け取れるシステムとなっているFX会社も、近ごろはあるといいます。普段はFXと全く縁がない人でも、海外旅行のためにFXの口座を開設するのも節約術の一つです。円とユーロを両替するための手段として、外国為替証拠金取引を資金運用に利用するだけに限らず使用するのも良いのではないでしょうか。